"Walsh RUGBY"
国旗にも描かれるウェルシュ・ドラゴンを彷彿とさせる赤いユニフォームを身に纏うウェールズ代表は、イングランド・アイルランド・スコットランドと共に「ホームネイションズ」とも呼ばれる、ラグビー最古豪のひとつ。
伝統的な展開ラグビーで名を馳せた欧州の赤き竜は、2度の黄金時代に圧倒的な力で世界に君臨した。シックスネイションズでの優勝回数はイングランドの25回に次ぐ24度。しかし95年以降はプロ化の波もあり、有力選手の流出から低迷が続く。
ワールドカップでの成績は第1回の3位が最高。99年大会を主催するも準々決勝敗退と竜が目覚めることは無かったが、その後の再建策が徐々に功を奏し、2005年、2008年にはグランドスラムを達成するなど復調の気配も見える。
写真は少し古いユニフォームで、アンダー・アーマーが担当した2008年からはソックスがグリーンに変わっている。歴史的にもユニフォームの色は比較的頻繁に変更されており、協会設立125周年には黒いユニフォームも作られた。しかし基本的には強豪同士の対戦では赤を基調としたレッド・ドラゴンである。
現在の本拠地は、99年のワールドカップ開催に向けて造られた「ミレニアム・スタジアム」。74,500人もの収容人数を誇り、開閉式の屋根を備えた「ウェールズラグビーの聖地」を満たす「ランド・オブ・マイ・ファーザーズ」の大合唱は、まさに圧巻である。
ラグビー ウェールズ代表 (レッド・ドラゴンズ) -Rugby-WorldCup.jp
コンセプトは個人対チーム。パスラグビーでワイドな展開から個人のスキルで抜きにかかる魅力。
コレクションオブウェリッシュ。ウェールズラグビーがこれ一本で網羅できる決定版です。
一つ気づいたのがウェールズ人特有のステップワークが伝統的に存在するみたいですね。
小さく小刻みなステップとリズムから大きく飛ぶように内に切り返し大きなスライドで抜き去る。
シックスネーションズやヨーロッパの舞台で勝ち抜く為に身についた伝統の技というところでしょうか。
フィルムを見る感覚でお楽しみください。
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